【会場】 早稲田大学早稲田キャンパス 3号館 301教室
【日時】 2025年1月11日(土) 12:30~18:00
※完全対面方式・参加費無料・事前申込不要(どなたでもご参加いただけます。)
(司会:黒田智・野村育世)
12:30~12:40 開会挨拶・趣旨説明 髙木徳郎
12:40~13:20 報告1 飯沼賢司 「九州の古文書研究 ―竹内理三から瀬野精一郎へ―」
13:20~13:30 質疑応答
13:30~14:10 報告2 清水 亮 「瀬野精一郎の鎮西御家人・武士団研究とその視角」
14:10~14:20 質疑応答
14:20~14:35 休憩
14:35~15:15 報告3 海老澤衷「初期鎌倉遺文研究会の活動と学界(1993年3月~2001年4月)」
15:15~15:25 質疑応答
15:25~16:05 報告4 宮崎 肇「瀬野精一郎と古文書研究」
16:05~16:15 質疑応答
16:15~16:35 コメント 今井 修「瀬野精一郎の「歴史随筆」を読む ―近現代史学史の観点から―」
16:35~16:50 休憩、質問用紙提出
16:50~17:50 総合討論
17:50~18:00 閉会挨拶 下村周太郎
【主催】 シンポジウム「瀬野精一郎の仕事」実行委員会
【共催】 鎌倉遺文研究会
【連絡先】 [email protected]
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趣旨文
故・瀬野精一郎早稲田大学名誉教授は、師である故・竹内理三氏の遺志を受け継ぎ、『南北朝遺文 九州編』(全7巻、1980~1992年)、『増訂 鎌倉幕府裁許状集』(全2巻、1987年)、『鎌倉遺文無年号文書目録』(1993年)など、主に日本中世史に関わる様々な史料集の刊行とその充実に努め、日本における古文書学の発展に寄与したことで知られる歴史家です。また、文学博士号を授与された『鎮西御家人の研究』(1975年)、『松浦党関係史料集』(全4巻<第4巻のみ村井章介氏との共編>、1996~2009年)など、九州地方の武士や武士団に関する研究や史料集刊行も多く、この分野においては、現在でも参照されるべき先行研究となっています。
本シンポジウムは、こうした瀬野先生の学問的業績を振り返り、その現代における意義を改めて確認するとともに、その遺志をいかに継承し、今後の歴史学の発展の糧とするかを考えるために企画されました。登壇者は瀬野先生の薫陶を受け、その学問を拠りどころとしつつ、一緒に研究を進めてこられた方々です。当日は、会場で参加される方々ともに、在りし日の先生の姿に思いを馳せ、その学問をどのように活かしていくかについて語り合いたいと思います。
シンポジウム「瀬野精一郎の仕事」実行委員会(飯沼賢司・海老澤衷・落合則子・久保健一郎・黒田智・下村周太郎・菅原正子・櫻井彦・高木徳郎・徳永健太郎・野村育世・古澤直人・丸山信二)